業務用空調機を使わない中間期に実施すべきこととは?

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こんにちは!株式会社 三栄空調です。




弊社は愛知県刈谷市で50年 空調工事業を営んでおります。刈谷市を中心に空調工事・換気設備工事などの業務を展開しています。





現在弊社では、現場スタッフ、施工管理スタッフを募集中です。





暖かくなってきて、そろそろ暖房を止めてエアコンを止める企業様も多い時期ではないでしょうか。

この記事では、エアコンを使わない中間期にこそ行いたいメンテナンスに関して解説していきます。


長く使っていただく為にも、空調機のメンテナンスについて参考にして頂ければと思います。




1. はじめに


春や秋の「中間期」は、冷暖房の使用がほとんどないため、業務用空調機を停止するケースが多くなります。このタイミングは、空調機のメンテナンスや見直しを行う絶好の機会です。この記事では、空調管理者や施設担当者に向けて、中間期に実施すべき管理業務やチェックポイント、さらには省エネに繋がる施策について詳しくご紹介します。




2. 中間期に空調機のメンテナンスを行うメリット


2-1. 稼働停止中だからこそ安全に作業ができる


空調機が稼働していない中間期は、内部の清掃や部品の交換など、稼働中には難しい作業を安全に行うことができます。また、冷暖房が不要なため、作業による室温への影響も最小限に抑えられます。


2-2. 次の繁忙期に備えた準備ができる


中間期の点検・整備を怠ると、夏や冬の繁忙期にトラブルが発生するリスクが高まります。事前に点検を済ませることで、機器の不調や異常を早期発見し、必要な修理や交換を行うことができます。


2-3. 省エネ・コスト削減に直結


空調機のフィルター清掃や配管点検は、エネルギー効率を高めるうえで重要です。汚れたままのフィルターは空気の流れを妨げ、余計なエネルギー消費を招く原因になります。中間期の整備により、電力消費を抑え、電気代の削減にもつながります。



3. 中間期に実施すべき点検・整備項目


3-1. フィルターの清掃・交換


空調機のフィルターは、ホコリや汚れが溜まりやすく、定期的な清掃が必要です。特に業務用空調機は稼働時間が長いため、フィルターの目詰まりが性能低下に直結します。中間期には全フィルターの清掃・交換を徹底しましょう。


3-2. 熱交換器・ファンの清掃


熱交換器や送風ファンに汚れが蓄積すると、熱効率が低下し、冷暖房性能に影響します。専用の洗浄剤や高圧洗浄機を用いて、内部の洗浄を行うことで、空調効率が回復し、省エネ効果が得られます。


3-3. 冷媒ガスの点検


冷媒の漏れや不足は、冷房能力の低下や機器故障の原因になります。専門業者による冷媒の圧力点検や、リークチェックを実施しましょう。早期発見で修理コストを抑えることができます。


3-4. ドレン排水の確認


ドレン配管の詰まりは、室内への水漏れやカビの発生原因となります。排水経路の確認と洗浄を行い、トラブルを未然に防ぎましょう。


3-5. 制御システム・リモコンの動作確認


タイマー設定、運転モードの切り替え、センサーの感度など、制御系の確認も重要です。誤作動がある場合は修正・交換し、快適な空調環境を維持できるようにしましょう。




4. 省エネ対策としての機器更新や断熱対策


4-1. 高効率空調機への更新検討


古い空調機はエネルギー効率が低く、最新の高効率モデルと比べて大きな無駄が生じています。中間期は、設備更新のスケジュールを立てやすく、業務に支障なく入れ替えが可能な時期です。省エネ補助金の活用も視野に入れ、更新を検討しましょう。


4-2. 建物全体の断熱・遮熱対策


空調の効率を高めるには、室内の熱損失を減らすことが不可欠です。屋根や外壁の断熱材補強、断熱・遮熱塗装の施工、窓ガラスへのフィルム貼付けなど、中間期に工事しやすいタイミングを活用して、建物全体の断熱性能を強化することが省エネに直結します。


5. 長期的な保守計画と中間期の役割


中間期は単なる「空白期間」ではなく、長期的な空調管理計画の重要な一部です。季節ごとの点検・整備サイクルを明確にし、以下のようなPDCAサイクルを構築しましょう。


Plan(計画): 年間の点検・整備スケジュールを立てる。Do(実行): 中間期に必要なメンテナンスを実施。Check(確認): 整備後の状態や効果を確認。Act(改善): 発見した課題を次期の整備計画に反映。


このサイクルを繰り返すことで、空調機の稼働効率を高め、長期的な省エネ・コスト削減に繋がります。


6. まとめ


業務用空調機の使用が一時的に停止する中間期は、単なる「オフシーズン」ではなく、省エネやトラブル予防のために非常に重要な期間です。フィルター清掃から設備更新検討まで、適切な管理と整備を行うことで、空調機の性能を最大限に引き出し、年間の電力コストを大きく削減できます。


特に、夏冬のピーク前に不具合を未然に防ぐことで、業務効率や快適性の維持にもつながります。中間期の活用をぜひ積極的に取り入れ、空調管理の質を一段と高めていきましょう。








弊社では空調機のメンテナンスや保守点検のお手伝いもしています。




フロン排出抑制法の為の点検も可能です。




















空調機の省エネについて知りたい。








今の機械を変えたら、どれくらい省エネになるか知りたい。
















そうした企業様、お気軽にお声掛けください。








最後までご覧いただき、ありがとうございました。
















































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